mother’s month 母を讃える日

 

母の日の起源は諸説ありますが、1908年にアンナ・ジャービスが、亡き母親を讃えるために、祝日を考案したのが始まりだと言われています。

 

アンナの母親アン・ジャービスは南北戦争において南北軍の負傷者の世話をしていました。アンは”Mother's Friendship Day“を作ることで北軍・南軍の母親の間に和平をもたらそうとしました。1905年に母親がなくなり、アンナは母を追悼するために、すべての母親を讃える日を作る活動に邁進することになったのです。

 

アンナの活動はまたたく間にひろがり、1914年には母の日がウィルソン大統領により、祝日に制定されます。

 

 

しかし、アンナは徐々に自分の母への想いを超えて広がっていく母の日に違和感を覚えるようになります。たとえば、母の日に既成品のグリーティングカードを送ることについてのこんな言葉が残されています。

 

「粗末で不誠実な印刷されたカードや既製の電報は、世界の誰よりもあなたに尽くしてくれた女性に手紙を書くには、あなたがあまりにも怠け者であることを除いて、何の意味もありません。どんな母親でも、どんな派手なグリーティングカードよりも、息子や娘からの最悪の落書きのセリフが欲しいと思うでしょう。」

 

 

彼女の言葉は正しい。母親に感謝の気持ちを伝えること。母親を讃えること。それ以上に大切なことはない。アンナの母は南北戦争で看護をしていました。その母親を讃えたいというアンナの気持ち。

それから100年後の世界に過ごすわたしたち。一年前の母の日に世界がこんなことになっているなんて、誰も想像つかなかったでしょう。孤独な母親たちを連帯させた”Mother's Friendship Day“を作ったアンナの母、アン。いまもそれぞれの家で家族の帰りを待っている母親たち。

母を讃える日に感謝を伝える。

 

 

【広島T-SITEの mother's month 】

 

 

 

 

 

 
 
 

 

 

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