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Sebastiao Salgado. Workers. An Archaeology of the Industrial Age セバスチャン・サルガド 写真集
販売価格:¥16,920 (税込 ¥18,612)
取扱店舗:銀座 蔦屋書店
サルガドが見つめた「労働」の世界
働く人々へのオマージュ、そして手仕事の時代への鎮魂歌。
セバスチャン・サルガドの代表作『Workers: An Archaeology of the Industrial Age』(初版1993年)は、機械やコンピューターが世界中で人間の労働を置き換えつつある現代において、古くから受け継がれてきた肉体労働の伝統に敬意を捧げる写真集です。圧倒的な美しさと揺るぎない誠実さを湛えた作品群を通して、サルガドは過酷な環境の中でも不屈の精神を貫き、そこに独自の気高さを見いだしてきた働く人々への視覚的なエレジー(哀歌)を紡ぎ出しています。
現代の写真家の中でも、セバスチャン・サルガドほど世界の貧しい人々の姿を力強く描き、人間という存在そのものへの賛歌として提示してきた人物はほとんどいません。彼は自身の作品を「ミリタント・フォトグラフィー(militant photography)」と位置づけ、「人間をより深く理解すること」を目的としています。長年にわたり、サヘル地域の飢餓に苦しむ難民から南米の先住民族に至るまで、社会から最も孤立し、忘れ去られた人々に尊厳を与え続けてきました。
『Workers』でサルガドが描き出すのは、単なる写真集を超えた、人類の労働をめぐる壮大な叙事詩です。本書に収められた350点の写真は、石器時代から産業革命、そして現代へと続く「働く」という営みを、まるで考古学的な視点から掘り起こすかのように記録しています。インドネシアの硫黄鉱山の地獄を思わせる風景、シチリア島に伝わるマグロ漁の劇的な光景、ブラジルの金鉱で働く鉱夫たちの驚異的な忍耐力――そうした場面を通して、サルガドは現代文明の根底を支えてきた絶えることのない人間の営みを鮮やかに浮かび上がらせます。
本書は複数の層からなる構成によって、労働というテーマを立体的に描いています。ブラジルの作家エリック・ネポムセーノとの共同執筆による序文では、サルガド自身の写真世界への思いが語られ、本人による詳細なキャプションが、それぞれの作品に歴史的・社会的背景を与えています。
時代を超えて受け継がれる手仕事の精神と、働く人々の不屈の意志に敬意を捧げながら、『Workers』は、人間という存在を誠実さと深い尊敬をもって描き出した一冊です。
発売日
発売中
品番GPHT13718W-9783836596329
製品仕様
ハードカバー/24.5 x 33 cm/400p
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