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The Newspaper 写真集
販売価格:¥9,091 (税込 ¥10,000)
取扱店舗:銀座 蔦屋書店
誰もが一度は手に取ったことのあるメディア 新聞
あなたの手元に届くまでに、誰かが情報を記録し、刷り、届けている。
山奥にポツンと存在するバス停にも、今日もまた新聞を届けている人がいる。
新聞は、今もなお情報を届けるために、制作でも配達でも自分達の足を使う。
現代を生きる私達は情報が溢れている中で、取捨選択をしなければならない。
また、メディア側も時代の変化に晒される中で、どのように在ろうとするのかを考える時がきている。
新聞と同じ紙を使い、仕事の一つ一つを写真で記録した。
だから、手触りも馴染みがあり、懐かしい。
※本書はすべて英語で構成されております。日本語版の冊子を同封しておりますので、あわせてご参照ください。
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『THE NEWS PAPER』は、新聞そのものをメディウムとして制作した写真集である。
プロジェクトの舞台は、140年以上の歴史を持つ、日本で最も古い地方紙の一つである京都新聞である。いまもなお、記者たちは山間部の集落まで取材に向かい、新聞配達員が毎日ニュースを届けている。
写真家、小原一真と文筆家、森旭彦は、この新聞産業が残してきた最後の風景の一つを写真とテキストによって記録した。
この写真集は、情報と人間における限界について考察する試みでもある。テクノロジーは指数関数的にその可能性を拡張していくが、人間の身体はそうではない。無限の複製を可能にするテクノロジーと、膨大な電力とネットワークによって成立している今日のニュース経済は、本当に人間をより良くするのだろうか?
一方のフィジカルな新聞は、主として人間の労働が、可能性そのものだった。20世紀の大半においてニュースとは、人間が記録し、人間が届けるものだったのだ。深夜に印刷され、人の手で運ばれた新聞は、朝刊として届けることのできる範囲の中でのみ流通していた。その物理的な制約こそが、小さな地域の記憶を記録し、保存し続けることを可能にしていたのである。
この写真集は、新聞というフィジカルなメディアが持つ情報構造とその物理的制約を、人間が責任を持って扱いうる情報の限界点として捉え直し、その意味を現代において批評的に問い直す試みなのだ。
本作は実際の新聞印刷で使われる輪転機によって印刷された13部の独立した新聞によって構成されている。それらは着脱可能な留め具によってファイリングされており、13部それぞれを取り外し、独立した新聞として読むこともできる。この構造は、新聞であり写真集であるという二面性を持つとともに、新聞そのもののアーカイブと流通の二つの状態を往復することができる。
―― 著者ステイトメントより
発売日
発売中
品番GPHT13763J-9784763808103
製品仕様
209p
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