神戸みなと食堂 / 土田 康彦

商品について日本語

表紙の装画はGLAYのTERU氏がこの小説のために制作!!
土田 康彦氏のヴェネツィアのムラノの工房で一緒に創作活動をする仲で、直々にオファーを受けこの作品のために表紙の装画を担当。
神戸の緑と海の青。神戸の復興に希望を見出す小説を彩ります。

帯推薦文は、隈研吾氏!

建築も料理も、自然との対話であり、
自然との真剣勝負であることが、
僕を感動させた！

――隈 研吾(建築家、東京大学特別教授・名誉教授)

ヴェネツィアンガラスの巨匠 土田 康彦が書き下ろした渾身の小説

「大好きな神戸の街が崩れ去ってしまって、何もかもが変わってしまった。震災の前と後とでは、まるで違う時間が流れているみたいだった。でも、以前のような朝ごはんをいただいたら、なんて言うのかしら……、やっと震災までの時間と今がつながったような気がしたの。ようやく日常を取り戻せそうな気がしたって言うか……。震災以来はじめて明るい気持ちになれたこと、今でもよく覚えてるわ」

阪神淡路大震災の復興を担う、無類の料理好きで建築家の真九郎
悲しみを抱えながら、食と建築へ没頭する中で希望を見つけていく……

装画：GLAY TERU／題字：牧田 悠有

商品情報

発売日 2023年5月29日

品番BUGE9784910850030J

製品仕様 著者紹介

土田康彦-Tsuchida Yasuhiko-
1969年大阪生まれ。ヴェネツィア・ムラノ島にアトリエを構える唯一の日本人アーティスト。強いメッセージやコンセプト、哲学を感じさせる作風から「ガラスの詩人」と評される。近年は、文学・食・建築・映画・ファッション・音楽など、ジャンルを超えて活動し、各分野の作家とのコラボレーションを展開している。また、2021年完成の田邊アツシ監督作品『マゴーネ／土田康彦』が世界各地の11の映画祭にエントリー、計五つの賞を受賞し、大きな話題を呼んだ。2023年日本橋三越本店にて大規模な集大成展を開催する。著書に『運命の交差点』（ADP）、『The Voice』（ブックエンド）、『辻調鮨科』（祥伝社）がある。

土田 康彦(著/文)
発行：托口出版
四六判 256ページ 上製
価格 2,000円+税
ISBN978-4-910850-03-0

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