日本を代表するグラフィックデザイナー永井一正がライフワークとして取り組んでいる動物を描く「LIFE」シリーズ。
本書は、表現方法を変え続けながら制作してきた作品の中から選ばれた500点を収録した記録的な1冊です。
「銅版画が自分の精神を投影できる」と語るように、 中でも銅版画で描かれた動物たちの作品は、まるで瞳に生命を宿したような力強さと繊細さが共存し、作者の「命」に対する想いが伝わります。
部屋に飾って細部まで眺めていたくなる1枚です。

イギリス人アーティストDavid Hockney（デイヴィッド・ホックニー）のパリで開催された展覧会のために刊行された作品集。
作家の若き日々から近作までが網羅されています。季節の移ろいを色鮮やかに描いた風景画は目にも美しく、見るものを魅了します。

アメリカ人アーティストDavid Horvitz(デヴィッド・ホーヴィッツ )のトートバッグ。「時間」や「記憶」など本質的にとらえがたいものを可視化しようとする作品を写真や言葉、本、パフォーマンスなどあらゆる方法で長年にわたり制作し続けてきた作家らしく、「NOBODY OWNS THE BEACH」とプリントされたトートバッグのタグには生物学者Rachel Carsonの「On all these shores, there are echoes of past and future」という言葉が刻まれています。まるでアート作品を持ち歩いているような気分に浸れる1枚です。