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「KILL THE PIG」 深瀬昌久

取扱店舗:京都岡崎 蔦屋書店

販売価格 ¥14,000 (税込 ¥15,400

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商品について日本語

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代表作の「鴉」や「家族」などを通じて戦後日本を代表する最もラディカルかつ実験的な写真家の1人として活躍するも、その絶頂期に突如活動を閉ざした数奇な写真家・深瀬昌久の知られざる第一作を一冊にまとめた作品集。

1961年に東京で開かれた写真展「豚を殺せ」において、深瀬は「豚を殺せ」と「臝」(ら)の2作を発表した。展覧会名にもなった前者とは、芝浦にある屠畜場の家畜らが撮影されたものである。一方、裸を意味する「臝」に写る、裸体でパフォーマンスを繰り広げる2人とは、他でもない深瀬自身と当時のパートナーだった。これら2つの異なる題材は展示会場を二分する形で発表されたが、その接合点とも呼べる会場中央にはひときわ異質なモチーフが混在した。ほぼシルエットに近いハイコントラスト調に仕上げられた赤子である。二人の間にできた子であったが、敢えなく死産となった。深瀬はその写真を、白黒反転したネガ像とポジ像の2枚として用意し、隣り合わせになる形で展示した。

活動の最初期から深瀬を支えた編集者・山岸章二曰く、「その動機が愛であれ、フラストレーションであれ、〈自分が〉〈写真を撮る〉という意味を確かめたかった」深瀬がまさにその“意味”を確かめるべく、愛する恋人と二人で今一度未分となった姿をカメラの前に晒し、なおかつ不合理な死が直視可能な場として屠場を選んだのだとすれば――。死して生まれた我が子のイメージは、未分となった二人を通過し、屠られる運命にある家畜の姿に重なる。ストレート写真を複合的に組み合わせることで存在の重層性を表し、その関係図を通じて生と死のパラドックスを提示してみせた本作が、深瀬のデビュー作である。

トモ・コスガ(深瀬昌久アーカイブス ディレクター)


商品情報

発売日

品番2526200719705

製品仕様 hardcover in a slipcase
84 pages
245 x 325 mm
limited edition of 1,000 copies
2021

winner of The Best Dutch Book Designs of 2021
published by IBASHO

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