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【750部限定/サイン入りポストカード付】Swaying Flowers 遠藤文香 写真集
販売価格:¥6,182 (税込 ¥6,800)
取扱店舗:銀座 蔦屋書店
フォトグラファー遠藤文香の初の写真集。掲載されているのは、遠藤が写真を撮り始めた時から大事にしていたモチーフである「花」をテーマにした作品群。藝大の学部終了展で発表されたアートブックをリメイクし、本書ができあがりました。なお付属別紙のリーフレットには、今夏「アートとフェミニズムは誰のもの?」を刊行し、雑誌やWEBメディアでの執筆活動でも知られる村上由鶴氏のテキストが掲載されています。
以下、出版社HPより引用
ayakaendo(遠藤文香)はアニミスティックな世界を具現化する表現活動で評価され、そしてこの先を期待されている作家の一人だ。その活躍はアートだけではなくファッションなどの世界にも広がり、幅広い世代の心を掴んでいる。
roshin booksが今回、そのayakaendoの初の写真集として出版する作品は、遠藤が大学卒業時に製作した大型の手製本をリメイクしたものである。さまざまなカメラで撮影された遠藤の作品にとって重要なモチーフである花の写真を布に転写し、その周辺を自ら裂くという手作業を施した作品。
光により露光された花を柔らかな支持体である布にその形を移し替えることで、花は新たな形を手に入れ、その布地は遠藤の意志の力で裂かれることで、そこでしかない今を手にすることになる。そしてそれが紙に貼り付けられた瞬間にその時間は永遠のもへと変化する。
揺れ動く自身の感情の投影か、それとも花が魅せる魔力的な美しさにただ突き動かされたのか、引き裂かれた生地の揺らぎは明滅するストロボライトの光のような強い感情を感じさせる。
まだ、遠藤がアニミズムに辿り着く以前の作品であり、そして現在の遠藤の作品を紐解く上でも重要な鍵となるのが本作品である。
遠藤文香
1994年生まれ。 東京藝術大学大学院美術研究科デザイン専攻修了。 東京を拠点に写真家として活動している。 主な個展に「Kamuy Mosir」(Kitte丸の内、東京/2021)、「The belief in Spritual Beings」(Nadiff Gallery、東京/2022)、「when I see you, you are luminous」(Tokyo International Gallery、東京/2023)など。主なグループ展に「遊歩する分人」(MA2 Gallery、東京/2022)がある。写真新世紀2021 佳作入賞 (オノデラユキ選)。
村上由鶴(むらかみゆづ)
1991年、埼玉県出身。日本大学藝術学部写真学科助手を経て、東京工業大学環境・社会理工学院 社会・人間科学コース博士後期課程在籍。日本写真芸術専門学校非常勤講師。公益財団法人東京都人権啓発センター非常勤専門員。共著に『クリティカル・ワード ファッションスタディーズ』(フィルムアート社)。POPEYE Web「おとといまでのわたしのための写真論」、The Fashion Post「きょうのイメージ文化論」、幻冬舎plus「現代アートは本当にわからないのか?」を連載中。写真やアート、ファッションイメージに関する執筆や展覧会の企画を行う。専門は写真の美学。
発売日
2023年12月1日
品番GPHT11770J-9784909742049
製品仕様
ハードカバー/750部限定/リーフレット、サイン入りポストカード付
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