【アーカイブ】コンシェルジュポスト ~コンシェルジュとあなたをつなぐ、本の掲示板~

※こちらのフェアは終了しております。アーカイブとして御覧くださいませ。

 

『あなたのお悩みにコンシェルジュたちが本でお答えします』

 

店頭で聞いてみたいけど聞けない事、知りたい事、小さな疑問・悩みなど、みなさまから投函いただいたお便りに、コンシェルジュがお返事を書きます。

 

毎日棚を見て、フェアを企画するコンシェルジュ。蓄えている知識、本や雑貨にかける想いはそれぞれにあります。

普段は店頭での接客や本棚でそれらを表現しますが、心のどこかで、お客様ともう少しコミュニケーションを取りたいと感じています。

 

コンシェルジュポストはお客様とのコミュニケーションを広げていく場所です。

ぜひお気軽にポストに投函してみてください。

すべてのご質問にお答えすることは出来ませんが、ひとつずつ、ひとりずつが誠実にお応えします。

 

コンシェルジュポストが、お客様はもちろん、コンシェルジュたちにとっても豊かな場所になることを願っています。

梅田 蔦屋書店を一緒に盛り上げてくださるみなさまをポストの前でお待ちしております!

 

※質問文をクリックするとコンシェルジュからの回答が表示されます。

第二回

1冊目『自分の中に毒を持て』
著者:岡本太郎 青春出版社

いつもこの本ばかりお勧めしているので、芸がないなと反省しつつも、やっぱりこの本以上に背中を押してくれる本は思いつきません。一文一文がポジティブでエネルギーに満ちていて、読めばガツンと励まされる強烈な一冊です。悩んでいる時、勇気が欲しい時、ぜひこの本を手にとってみてください。

2冊目『最後の秘境 東京藝大 天才たちのカオスな日常』
著者:二宮敦人 新潮社

周りの目、気になりますよね。気になりすぎて動けなくなりそうなとき、この本はいかがでしょうか?東京藝術大学に集う天才たちの日常は面白きカオスな世界であり、かつ自分だけの芸術を生み出す真剣勝負の世界です。笑いと驚きの先に感動があり、いつしか他人の目も気にならなくなるかも。好きなことに没頭する楽しさを教えてくれるので、やる気も湧いてきますよ。

回答者: アートコンシェルジュ 山下

1冊目『泣き虫ハァちゃん』
著者:河合隼雄  新潮文庫

その気持ち、とてもよくわかります。泣いてはダメだと思うと、余計泣いてしまうのではないでしょうか?でも無理してやめなくても、大人だって泣いていいと思います。『泣き虫ハァちゃん』は心理学者 河合隼雄さんの遺作となった自伝小説。ハァちゃんは悔しくて泣き、不安で泣き、嬉しくて泣き、泣いてばかりの男の子。でも、とても伸びやかな心を持っています。

2冊目『浜田廣介 童話集』
著者:浜田廣介 ハルキ文庫

ひろすけ童話にも、涙がよく出てきます。泣けるということは、とても柔らかな感受性を持っているということです。いろんな「泣く」を知って、涙の根っこをよく見てみると案外大丈夫になるかもしれません。

回答者: 文学コンシェルジュ 永山

1冊目『時間術大全』
著者:ジェイク・ナップ/ジョン・ゼラツキー  ダイヤモンド社

お便りありがとうございます!本を読むのが楽しいと嬉しいお言葉をありがとうございます。お仕事が忙しいと時間の管理が大変ですよね。本書は網羅的に悩みを解決しているのでよかったらページをめくってみてください。

2冊目『海からの贈物』
著者:アン・モロウ・リンドバーグ 新潮社

お仕事の生産性を上げるのが正攻法だとしたらいっそのこと離島に行ってみてはどうかとおすすめするのが、この本です。生活や仕事を離れて一人で砂浜を歩く時間をつくってみてはください。

回答者: 人文コンシェルジュ 三砂

1冊目『美学さえあれば人は強くなれる』
著者:ケンドーコバヤシ  幻冬舎

恋人であれ友人であれ、長くつきあえるかどうかは、お互いの価値観の一致が鍵になります。そもそも自分の価値基準≒美学のない人のなんと多いことか。

2冊目『負けない力』
著者:橋本治 朝日新聞出版

自分の考えに一本の筋があれば人にどう思われようと悩まないし、必ず自分を理解してくれる人も現れる。まず自分を確立する、しようと日々自分を磨くことです。

回答者: 古書コンシェルジュ 小林

1冊目『上機嫌な言葉366日』
著者:田辺聖子 文春文庫

私も大学進学と同時に、徳島から大阪に来ました。慣れない一人暮らしに戸惑いながら毎日必死に生活する日々。もし当時の自分にこの本があったら…そんな一冊をご紹介します。シンプルだけど優しい言葉の数々。1日分ずつ読んでいくのもおすすめです。まるでお守りのような、ずっと手元に置いておきたい素敵な一冊です。

2冊目『POPEY特別編集 二十歳のとき、何をしていたか?』
マガジンハウス

雑誌「ポパイ」の人気特集で再編集した一冊。最初の特集号が発売当時、私は28歳でしたが、いろいろな人の二十歳に触れることで、自分の今までの価値観が覆されました。総勢95名の二十歳のときから、人生について考えるきっかけにして頂ければと思います。

回答者: 雑誌コンシェルジュ 久住

 
 

第一回

1冊目『自分を変える習慣力』¥1,518(税込)
著者:三浦将 出版社:クロスメディア・パブリッシング

自分を変えてみませんか。朝起きて顔を洗う、歯を磨くことは無意識にしていると思います。習慣のキーとなる「スイッチとなる習慣」を身につければ自信に繋がり、行動が変わります。自分で続けられる習慣を見つけましょう。いい習慣の秘訣が詰まった1冊です。

2冊目『しょぼい喫茶店の本』¥1,540(税込)
著者:池田達也 出版社:百万年書房

生き方や働き方に迷っている方へ。東京・新井薬師に実在する「しょぼい喫茶店」の真実の物語です。普通の人が人生に行き詰まりながら行動した事が、人と繋がり試行錯誤をして生き方が変わっていく模様が描かれています。前向きになれる一冊です。

回答者: ワークスタイルコンシェルジュ 渡邉

『サキ 短編集』¥572(税込)
著者:サキ 訳:中村能三 出版社:新潮社

この本がおすすめなのは、一度はまったら抜けられない作家・サキのベスト盤になっているから。短く、オチが強烈で、人に話したくなる、そんな短編の数々への入り口として最適な一冊です。この本でサキがやめられなくなったら白水社の短編集全四巻もおすすめ。

『ハリネズミの願い』¥1,430
著者:トーン・テレヘン 訳:長山さき 出版社:新潮社

ある日、ちょっと考えすぎなハリネズミが招待状を書き始める。でも本当に招待した動物がやってきたらどうしよう?気にしすぎて、ひとりぼっちで、さびしいハリネズミの姿に、自分を重ねる人はきっといるはず。童話のような語り口で読みやすい一冊です。

回答者: 世界文学コンシェルジュ 河出

本を読むだけで英語が話せたらどんなに素敵でしょう・・・そんな魔法の本はないけど、"英語"を単語レベルに分解して、その語源を知ると、1つの単語から数珠つなぎに関連する単語がつながっていきます。『英単語の語源図鑑』では、とてもシンプルに分かりやすく語源を紹介しています。イラストが可愛いです。単語がつながっていくと音(耳)でも英語を拾えるようになるかもです。

そして、海外に語学研修が行けない今、おうちで語学研修ができるテキスト『English Grammar In Use』にチャレンジしてみては?アメリカの大学でも使われているテキストで、英語を英語で学ぶことも英語を話せる一歩になるからしら。

回答者: 洋書コンシェルジュ 大山

コミュニケーションを"勝ち""負け"で捉えていけませんか?自分の気持ちが伝わらなかったり、同意できない他人の主張を聞くのが怖いのかも。『わかりあえないことから』はタイトルのとおり、そもそも私たちはお互いに理解し合えないということを前提に、その中で折り合いをつけるのが、コミュニケーションだと説きます。社会とはバラバラの者同士が仮初めの関係を築くだけの不完全なもの。「わかりあえないことから」始めてみれば、少し気が楽にならないでしょうか。

そしてコミュニケーションのツールは「言葉」だけではありません。実話をもとにした絵本『やましたくんはしゃべらない』の主人公は、言葉を発しませんが、クラスメイトや担任の先生と良好な関係にあります。自分の生き方を曲げず、場の雰囲気を損ねることのない姿にコミュニケーションの本質があります。

回答者: 文学コンシェルジュ 北村

 

 

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