広島 蔦屋書店が選ぶ本 VOL.278『“好き”を仕事にする力』碓井美樹/PHP研究所
蔦屋書店・竺原のオススメ『“好き”を仕事にする力』碓井美樹/PHP研究所
自分の好きな事で生きて行く。
誰しも己の生き方の理想として一度は考えた事があるのでは?と思うこの言葉だが、実際のところ、それを叶えられている人は果たしてどれほどいるのだろうか。
誰しも己の生き方の理想として一度は考えた事があるのでは?と思うこの言葉だが、実際のところ、それを叶えられている人は果たしてどれほどいるのだろうか。
本作は、様々な経緯を経て自らの“好き”をビジネスとして形作った約100人の女性たちのリアルに迫ったインタビュー集である。
ひとりひとりの人生のストーリーを窺い知れる読み物としても興味深いが、これから独立・起業をしたい、あるいは既にしているが何だか悩みを抱えている、といった方にはある種の指南書としても活用頂けるのではないかと思う。
また、実に多くのお店が取り上げられている為「全国名店ガイド」的な捉え方をして、この本をきっかけにして気になったお店の実店舗に足を運んでみる、というのも面白いかも知れない(肉マン専門店「Who’s that MAN?(フザマン)」に、私はだいぶそそられました)。
ひとりひとりの人生のストーリーを窺い知れる読み物としても興味深いが、これから独立・起業をしたい、あるいは既にしているが何だか悩みを抱えている、といった方にはある種の指南書としても活用頂けるのではないかと思う。
また、実に多くのお店が取り上げられている為「全国名店ガイド」的な捉え方をして、この本をきっかけにして気になったお店の実店舗に足を運んでみる、というのも面白いかも知れない(肉マン専門店「Who’s that MAN?(フザマン)」に、私はだいぶそそられました)。
繰り返しになるが、この本には本当に様々な人=仕事が取り上げられている。
チャイの店/お菓子屋さん/おむすびショップといった飲食関係から、絵本専門店/ネイルサロン/シューメーカー/民族画のディーラーなどなど。
職種の面で言うとどれも独自性を持っている訳だが、読み進める内に共通している点も多くある事に気付いた。
それは「今の仕事を心から楽しんでいる」という事。
勿論、立ち上げまでのドタバタや運営してみて初めてわかる問題点への対処など、つらい時はある。
けれども、そうした事さえも次のステップへ歩を進める為の糧として乗り越えるのを楽しむ気概が感じられて、実にパワフルでエネルギッシュなのである。
インタビュイーとなる皆さんがポジティブな語り口で話をされているので、読んでいてシンプルに元気を貰える様な一冊でもあった。
チャイの店/お菓子屋さん/おむすびショップといった飲食関係から、絵本専門店/ネイルサロン/シューメーカー/民族画のディーラーなどなど。
職種の面で言うとどれも独自性を持っている訳だが、読み進める内に共通している点も多くある事に気付いた。
それは「今の仕事を心から楽しんでいる」という事。
勿論、立ち上げまでのドタバタや運営してみて初めてわかる問題点への対処など、つらい時はある。
けれども、そうした事さえも次のステップへ歩を進める為の糧として乗り越えるのを楽しむ気概が感じられて、実にパワフルでエネルギッシュなのである。
インタビュイーとなる皆さんがポジティブな語り口で話をされているので、読んでいてシンプルに元気を貰える様な一冊でもあった。
ところで著者である碓井美樹さんはそもそも『雑誌カタログ』(主婦の友社)の編集長を務めるなどされて来た方。
前作『好きなものを売って10年続く店をつくる』(KADOKAWA)でも「好き」と「仕事」という2つのキーワードから(タイトル通り)「好きなものを売って10年続」いているお店にインタビューを行い、その秘訣やストーリーを1冊の本にまとめているので、本作を読んで興味を持たれた方は是非そちらの方もチェックしてみて頂きたい。
前作『好きなものを売って10年続く店をつくる』(KADOKAWA)でも「好き」と「仕事」という2つのキーワードから(タイトル通り)「好きなものを売って10年続」いているお店にインタビューを行い、その秘訣やストーリーを1冊の本にまとめているので、本作を読んで興味を持たれた方は是非そちらの方もチェックしてみて頂きたい。
最後に、この素敵な書籍の刊行を祝い、本作に取り上げられている4名の方にご協力頂き、その方々が営まれているお店の品々を集めたフェアを開催する事になりました。
ご来店の際には、是非ご覧になってみて頂ければと思います。
ご来店の際には、是非ご覧になってみて頂ければと思います。
【Vol.151〜Vol.200 2020年11月16日 - 2021年10月25日】
【Vol.101〜Vol.150 2019年12月2日 - 2020年11月9日】
【Vol.51〜Vol.100 2018年12月17日 - 2019年11月25日】
【Vol.1〜Vol.50 2018年1月15日 - 12月10日】
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