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広島 蔦屋書店が選ぶ本 VOL.292『する、しない。』伊藤まさこ/PHP研究所

蔦屋書店・竺原のオススメ『する、しない。』伊藤まさこ/PHP研究所
 
 
私たちの生活は「選択」に溢れています。
イエスかノーか、あるいはどちらにしようかで考えられるシンプルなものもあれば、今日着て行く服装はどうしようか、夕飯は何にしようか、といった様に、ある意味無限とも言える可能性の中から考えなくてはならない選択まで、一日中何かの決断に迫られていると言っても過言ではないでしょう。
 
そう聞くと、何気なく過ごしている毎日が少しタフなものに聞こえてしまいますが、一方で、自分の毎日の習慣を「する」ことと「しない」ことに分けることによって自らのライフスタイルを確立したのが、スタイリストの伊藤まさこさんです。
 
伊藤さんと言えば料理や雑貨など暮らしまわりのスタイリストとして女性誌や料理本で活躍されていたり、自身が著者となり数多くの書籍を執筆されていたり、自らプロデュースした衣食住にまつわる商品を販売するサイト「weeksdays」を「ほぼ日」と一緒に運営されていたりといった風に、広範囲に渡ってその審美眼や表現力を発揮されているお方。
 
そんな伊藤さんが今年の6月に発売されたのがこの『する、しない。』です。
本作で語られているのはタイトル通り、伊藤さんがこれまでの人生の歩みにおいて決めた「する」ことと「しない」ことについてです。
 
例えば「する」こととしては
・出したらしまう
・毎日拭き掃除
・時々、クローセットを点検
「しない」こととしては
・「忙しい」って言わない
・噂話はしない
・重い鍋は持たない
といった具合です。
 
毎日拭き掃除をすることであったり、噂話をしないことであったりは、聞いただけで「確かに、その方が良いよな」と思える納得感がありますが、時々クローゼットを点検することであったり、重い鍋は持たないことであったりは、ちょっと聞いただけでは「はて?」と思う部分もあるかと思います。
しかし、これらのことは先に述べた通り、伊藤さんの人生訓や哲学(と言うと堅くなり過ぎますが)とも呼べる事柄なので、その背後には確かな理由があり、そこを読むと「なるほど」と膝を打つことになるでしょう。
 
この本が良いのは、この考え方を読者も自分事として置き換える事が出来る、という点。
みなさんも、日常生活が何か落ち着かないな、であったり、何となく整っていないな、と感じることがあると思います。
そうした方は、ぜひ伊藤さんに倣って、まずは自らの生活を棚卸して、自分の日々はどんな行動で構成されているのか?を把握し、その上ですることとしないことを考えてみると、よりメリハリのついた、パリッとした生活が実現出来ることと思います。
 
そして、そんな書籍の発売を記念し、8/1から広島 蔦屋書店の2号館1Fにて「伊藤まさこのすること、しないこと。」と題したフェア企画を開催致します。作中に紹介されている、伊藤さんの生活を支える素敵な品々、伊藤さんによる「手元に残しておきたい本」をテーマとした選書、本作をはじめとする伊藤さんの過去の著作などが集まる内容となっておりますので、是非お楽しみ頂ければと思います。

 
 

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